くろねこのしっぽ

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人生で初めて貰った給料で私が買ったもの。

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初めて貰った給料で母親に鯛のお刺身を買って帰ったらすっごく恥ずかしかった話

僕が始めてお金を稼いだのは高校2年生の時。
なんか周りがオシャレに興味を持ちだしてきて、それに釣られて僕も新しい服が買いたくなったんですよね。

当時、一番親しかった友達と休日にカラオケに行った時に、ふと気付くとすっごいカッコイイ服装だったんですよ。
普段は学生服で会っているのでゼンゼン気が付きませんでしたが、知らない間にイケメンになっていたわけですね。
 

このままではいけない!

 
そう思った僕は、その友達から服の事や読んでいる雑誌、どこに服を買いに行くのかとかねほりはほり聞いて、今度一緒に買い物に行く約束をします。
カラオケの帰り道、さっそく友達に教えてもらった雑誌を読んでみて、そこに載っている服の値段をみてビックリする事に。

「パンツで1万、シャツで1万、靴が2万で・・・」

ムリだ・・・。

こうして、人生初の自分で働いてお金を稼ぎたいという衝動が芽生えたのでした。
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スーパーマーケット物語

初めて貰った給料で母親に鯛のお刺身を買って帰ったらすっごく恥ずかしかった話

僕が人生で最初に選んだ職場は、家から自転車で30分くらいのスーパーマーケットでした。
恥ずかしがりやだった僕は、わざわざ知り合いや家族が買い物に来ないようなところのお店を選んだんですよね。

もうね。
最初のアルバイトなんて全てが恥ずかしいんですよ。

「いらっしゃいませ」

が言えない。
いや、言ってるんですけどね。蚊の鳴くような声で・・・。
それをみて店長は後ろで爆笑。

ただのおばちゃんも私にとってはスーパーマン!

最初に任された仕事はレジ打ちでした。
お客さんが持ってきた商品をレジにピっと通してカゴ並べるだけでしょ!って思っていた僕は、ここでかなりの衝撃を受けた記憶があります。

だって、レジに通してもピっていわない物は画面に並んでいる品目ボタンを押すんですけど、ざっと50~60種類くらいある。

「あっ、ピっていわないや。キャベツキャベツ・・・キャベ・・・」
 

キャベツどこ?!

 
こんな感じでレジ打ちが遅いので、お客さんもイライラ。

しかもね。
レジを打ち終わったらカゴに入れていくんですけど、硬いものから入れていかないとダメなんですよ。
パンとか卵とか下のほうに入れちゃうと潰れちゃうじゃないですか。
でも、

みんなカゴいっぱいでレジにくるクセに柔らかいものは全部上のほうにあるの!(当たり前)

そんなこんなでわちゃわちゃしている僕の横でね。いるの。
スーパーマンが。

テキパキとレジをこなしていって、川の流れのようにカゴに入力済みの商品を入れていく。
かるく僕の3倍くらいのスピード。ひばりもびっくり。

すげえ!

ただのパートのおばちゃんも、その時の僕からしたらスーパーマンのようでした。

ナイスな鮮魚コーナーのおっさん

人生で初めて貰った給料で私が買ったもの。

そんなアルバイトも、1ヶ月もすれば仕事にもお店の雰囲気にも慣れてきます。

そして初めての給料日!

これで好きな服が買える!なんて思っていると、鮮魚コーナーのおっさんが言うわけです。

「おまえソレ初めての給料だろ?親に何かプレゼントでも買えば?喜ぶぞ」

?!

そうか。
何か買ってもらった事はたくさんあるけれど、勝ってあげた事なんて一度もないな。
でも何がいいんだろ?もう20時で雑貨屋さん的なお店は閉まっちゃってるぞ。
しかも、親の趣味なんてゼンゼン把握してねえ・・・。

「物なんて何でもいいんだよ。気持ちのほうが大事だから。そうだ、おまえの家族、魚好きだったらお造りでも作ってやるよ。」

おお!名案!

「お願いします!給料日だから豪華にみえるやつがいいな!」

「わかったよ。じゃあ、この鯛も特別に持っていけよ。すげえいいやつだぞ。」

まじで?!
僕は魚苦手だけど、鯛っていったら高級魚じゃなかったっけ?
これは喜ぶぞ、ナイス鮮魚コーナーのおっさん!

ありがとう。お疲れ様。

人生で初めて貰った給料で私が買ったもの。

鮮魚コーナーのおっさんから受け取ったお造りを食卓のテーブルにのせて

「初めて給料を貰ったから買ってきたよ」

って言った時の母親の顔は今でも忘れられません。
もうね。号泣。
目に涙をいっぱい浮かべて

「ありがとう。お疲れ様」

ってね。
そんなに嬉しいか?!っていうくらい喜んでくれて、

「鮮魚コーナーのおっさんがいい人でさ、鯛もつけてくれたんだよ。すげえいいやつだって言ってたよ!」

ぐしゃぐしゃになった顔で「うんうん」ってうなずく母親を見ていたら、服の事なんてどうでもよくなってきちゃったんだよな。

 

 

翌日、アルバイトに行こうとする僕に母親が言いました。

「昨日はありがとう。おまえに言っておきたい事があるの」

なになに、お礼とかもういいから。
今日も頑張ってくるぜ!的に格好つける僕に母親は言いました。

「あのお魚はね。鯛(たい)じゃなくて鯉(こい)って読むのよ」
 

・・・。
 

あのやろう!!

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